実は入居者が賃貸保証会社の審査を受けるにあたっては、ただ賃貸保証会社が用意している申込書を書けば良いと言う事ではありません。
審査を受ける際に入居申込書とは別に申込者が保証会社へ提出して出さないといけない書類があります。
この絶対的に提出しないといけない書類がなければ、仮に申込書を賃貸保証会社へ送ったとしても審査がすすみません!
入居を早くしたいんだけどな〜。
もし、急ぎで審査をしないといけない場合は最悪です。
例えば、お部屋への入居を早くしたい時などは、賃貸保証会社の審査がおりなければ、そもそも賃貸借契約も出来ないので、とんだ足止めをくらいます!
しかし、何度も言ってしまいますが、賃貸保証会社が審査時に求める提出書類ががなければ、どんなに急ぎの審査を保証会社へ求めようとも、賃貸保証会社の審査は進みませんのでご注意を!!
そんな訳で、今回は賃貸保証会社の審査時に申込者が絶対的に必要な提出書類をまとめてみました。
目次
基本的な提出書類はほとんどの方が常日頃持っている物!
賃貸保証会社の審査時に必要な提出書類と聞いて、
『何だか難しい書類を求められるのではないか?』
と懸念してしまっている方は安心して下さい!
恐らく、急に求められても直ぐに提出できる書類です。
賃貸保証会社は審査時に本人確認をしなければなりません。
これに必要な書類が必然的に必要になるんですね。
賃貸保証会社が提出を求める本人確認書類
代表的と言いますか、恐らくどの賃貸保証会社も下記のいずれかの書類提出を申込者には1点求めます!
- 免許証のコピー
- パスポート
- 健康保険証
- 社会保険証
- 住基カード(顔写真付き)
- 在留カード
- 生活保護受給証明に関する書類
どうでしょうか?
いづれも、ほとんどの方が常日頃携帯している物ばかりです。
さすがに上記書類が無いとなると賃貸保証会社の審査は出来ませんので気をつけて下さい。
賃貸保証会社もそれぞれの方に直接会って面談して審査をしている訳ではありません。
不動産会社からFAXされた申込書と本人確認書類を見て、その書面だけで審査をすすめていかなければなりません。
そういった意味でも、上記であげた本人確認書類は必ず審査時に必要になってくるので、賃貸保証会社の審査をこれから受けられる方は、前もって用意しておくよう気をつけましょうね!
本人確認書類が提出できない中で審査を受けたらどうなるか?
まず、ないとは思いますが、
『もし?本人確認書類がまったく提出できない状況だったら?』
もしかしたら、お部屋探しの窓口である不動産賃貸業者が
『とりあえず賃貸保証会社の審査に申込書を入れてみましょう!』
と安易に促してくるかもしれませんが、しかしこの行為はあまり意味がありません。
『本人確認書類を提出してもらいたい』
と言っている賃貸保証会社に対して、本人確認書類を提出しない中で審査を受けようと思っても、ただ無意味な審査時間が過ぎるだけです。
この場合は本人確認書類が提出できるまで審査がすすみませんので注意が必要です。
あると審査に影響する提出書類とは?
例えば、無職の方が賃貸保証会社の審査を受ける場合ですが、基本的には難しく厳しい審査になるのが容易にわかってもらえると思います。
無職=収入が無い=どうやって家賃を支払うの?
と言う考えにはどうしてもなりますからね!
この場合は、
『失業保険受給証明書』
が賃貸保証会社の審査時に大きく影響しますので提出を忘れずにしましょう!!
『収入が0円ではないことが失業保険受給証明書でアピールできるからです!』
又、逆に無職だけど一概にもお金に困っていない方だって多くいらっしゃるのが現実です。
例えば
- 賃貸経営していて一定の収入はある
- 今は無職だか前職の時に稼いだ貯金がある
- 母子家庭だが、手当と養育費でお金に困ってない
- 理由はどうあれとにかく貯金が多大にある
などなど
はたから見たら現在働いていない無職の人間だが、お金には困ってない!
なんて方は意外に多くいらっしゃいます。
なんとも羨ましい限りですが、こんな方は賃貸保証会社に
『お金に困ってない!!』
と言うアピールが審査時には必要になってきます。
一番、賃貸保証会社にアピール出来る提出書類としては
『預金通帳残高』
を示すのが一番有効な手段になります。
提出するのを躊躇してしまいがちな書類ではあるのです、効果は絶大なのでオススメします!
『どれ位の貯金があればOK!!』
なんて言う基準に関しては各賃貸保証会社の裁量によってまちまちですが、最低でも100万単位~の金額がなければあえて提出する意味がないと思います。
逆に意味のない少額の預金通帳残高は賃貸保証会社の審査を不利にする恐れがあるので、あくまでも基準として参考にしてくださいね。
その他、場合によって審査時に求められる提出書類!
賃貸保証会社も審査を通していきたい為に、追加の提出書類を求める事があります。
これは、あくまでも必要に応じての提出になります。
①給与所得者
源泉徴収票・納税証明書
②自営業者
確定申告書類・納税証明書
③年金受給者
年金受給証明書等(受給が確認できるもの)
④学生
学生証・合格通知証
⑤内定者・転職者
内定通知書・採用通知書
まとめ
賃貸保証会社の審査時に申込者が提出する書類は、誰もが知っているような基本的な本人確認書類から、審査を通す上での場合によって提出しなければならない必要書類まで様々です。
お部屋を借りるまでに賃貸保証会社の審査でつまずいては、もしかしたら希望の入居日に入居できないなんて事も十分ありえます。
賃貸保証会社の審査にて後から『あれ出せ!これ出せ!』は、受ける側もちょっとうっとおしいですよね(笑
事前準備をしっかりして、賃貸保証会社から、何を言われてもすぐに対応できる状況を作っておくことは大切ですね!!