「断ったのにまた電話が来る」「仕事中に何度も着信がある」——スマサポの電話ストレスは、対応を“手順化”すると大幅に減らせます。この記事では、今日から使える実務手順を、会話テンプレ付きで解説します。

まず全体像(任意/必須の判断・契約成立条件・相談先)を確認したい方は、スマサポ対策の完全ガイド(親記事)を先にご覧ください。
この記事の結論(先にここだけ)
- 曖昧に断らない:「不要です。今後の案内も不要です」と明確に言う
- 短く切る:理由は1つだけ(例:自分で手続き済み)
- 再連絡停止を明言:電話・SMS停止を依頼
- 必要なら録音宣言:長引く場合のみ使用
- 技術的に止める:着信拒否+SMSブロック+元窓口へ共有停止依頼
目次
目次
1. スマサポの電話が止まらない理由
「1回断ったはずなのに、なぜまた来るのか?」
ここには、営業運用上の“再連絡ロジック”があります。感情の問題ではなく、システムの問題です。
1-1. 「断り」が明確拒否として処理されていない
たとえば、次の言い回しは営業側で“保留案件”扱いになりやすいです。
- 「忙しいのでまた今度」
- 「今はちょっと…」
- 「一応考えます」
これらは丁寧ですが、意思決定は未確定と判断されるため、再連絡対象に残ります。
1-2. 担当交代で再架電される
一度断っても、担当者変更・時間帯変更・番号変更で再度架電されることがあります。
そのため、「担当者に断る」ではなく「窓口へ連絡停止依頼」が必要です。
1-3. 連絡先連携の入り口が複数ある
入居時の案内フローでは、複数の関係者(不動産会社・管理会社・取次業者)が関わることがあります。
元の共有元が止まっていないと、別導線で連絡が復活する場合があります。
1-4. 断る“順番”が逆になっている
多くの方が、理由説明→会話長期化→最後に断る、という流れになりがちです。
正しくは結論→最小理由→停止依頼→終了です。この順序が再連絡率を左右します。
2. 最短で止める5ステップ
ここは実務の中核です。1回目の通話からこの順番で進めると、後処理が大幅に楽になります。
ステップ1:冒頭10秒で明確拒否
本件は利用しません。今後のご案内も不要です。
最初に結論を言うことで、長い営業トークの入口を閉じられます。
ステップ2:理由は1つだけ(短く)
すでに自分で手続き済みです。
理由を増やすほど切り返しの余地が増えます。1理由で十分です。
ステップ3:再連絡停止の明言
電話・SMSを含め、今後の案内は停止してください。
「不要」だけだと、媒体を変えて連絡が来ることがあります。連絡チャネルを指定して停止依頼してください。
ステップ4:必要時のみ録音宣言
トラブル防止のため、この通話は記録しています。
通常は不要ですが、長時間拘束・高圧的対応・不明確説明が続く場合に有効です。
ステップ5:技術的ブロックと元窓口対応
- スマホで着信拒否
- SMSブロック
- 不動産会社へ「情報共有停止」を依頼
この3つをセットで行うと、再発率が下がります。
補足:背景や法的観点、契約成立条件の全体像は、親記事
スマサポ対策の完全ガイドでまとめて確認できます。
3. そのまま使える断り方テンプレ
ここでは「角を立てず、しかし曖昧にしない」テンプレを用意しました。コピペして使ってください。
3-1. 電話テンプレ(最短版)
ご連絡ありがとうございます。
本件のサービスは利用しません。
今後の電話・SMSでの案内も不要です。
手続きは自分で行いますので、以上で失礼します。
3-2. 電話テンプレ(長引いた時)
申し訳ありませんが、申し込みはしません。
連絡停止をお願いします。
これ以上のご案内は不要ですので、通話を終了します。
3-3. 電話テンプレ(強め・記録重視)
すでに不要とお伝えしています。
今後の連絡停止を正式に依頼します。
本通話内容は記録しています。
3-4. SMSテンプレ
ご連絡ありがとうございます。
当該サービスの利用予定はありません。
今後の電話・SMSでのご案内は停止してください。
3-5. メールテンプレ(証跡重視)
件名:案内停止のお願い
○○株式会社 御中
貴社ご案内のサービスについて、私は利用いたしません。
今後の電話・SMS・メール等による案内を停止してください。
必要に応じて、当該目的での個人情報利用停止もお願いします。氏名:○○
電話番号:○○
物件名(任意):○○
連絡日:○年○月○日
3-6. NGワード(再連絡を招く言い方)
- 「また後で」
- 「資料だけ送って」
- 「いったん検討します」
- 「家族に確認します」
この表現は“見込み継続”扱いになりやすいため、止めたい場合は避けてください。
4. 着信拒否だけで十分?SMS・別番号対策
結論として、着信拒否は有効ですが単独では不十分な場合があります。
4-1. 着信拒否の限界
番号変更・別回線・SMSへの切替で接触が継続することがあります。
そのため、ブロックは「最終防御」であり、前段に連絡停止依頼が必要です。
4-2. 実行すべき3点セット
- 拒否設定(通話)
- SMSフィルタ設定
- 元共有元へ停止依頼(不動産会社/管理会社)
4-3. スクショ保存の重要性
通話履歴・SMSは削除せず保存。
後で相談する際、「何回」「いつ」「どの番号から」が説明できると対応が早くなります。
5. 不動産会社へ伝えるべき内容(情報共有停止)
再発防止の要はここです。元の共有元を止めないと、別導線から連絡が再開する可能性があります。
5-1. 連絡文(電話・メール共通)
ライフライン取次サービスは利用しません。
当該目的での第三者への情報共有・案内連絡を停止してください。
5-2. 角を立てない言い方
「苦情」ではなく「方針の共有」として伝えると、関係悪化を防ぎやすいです。
- ×「勝手に情報を流したのか」
- ○「自分で手続きするため、今後は案内不要でお願いします」
5-3. 残すべき記録
- 連絡日・担当者名
- 依頼内容(案内停止・共有停止)
- 回答内容(承諾/保留/確認中)
6. それでも止まらないときの相談先と準備物
何度も連絡が続く場合は、早めに相談窓口へ。
その際は「感情」ではなく「時系列」で伝えるのがコツです。
6-1. 相談先
- 消費者ホットライン:188
- 国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/
- 法テラス(必要時):https://www.houterasu.or.jp/
6-2. 事前準備(3分で可)
- 通話履歴スクショ
- SMS本文保存
- 「不要と伝えた日時」のメモ
6-3. 相談時に伝えるテンプレ
任意サービスについて不要と複数回伝えた後も、電話/SMS連絡が継続しています。
連絡停止を依頼済みで、履歴も保存しています。
今後の適切な対応手順を教えてください。
7. よくある失敗パターン
失敗1:丁寧すぎて曖昧
丁寧さは重要ですが、意思が曖昧だと再連絡対象になります。
丁寧+明確を両立させてください。
失敗2:理由を話しすぎる
「比較中」「家族が」「時期が」など理由が増えるほど、切り返し余地が増えます。
理由1つ、結論固定で十分です。
失敗3:ブロックだけで終わる
元共有元への停止依頼がないと、別チャネルで再発することがあります。
ブロック+停止依頼をセットで実施してください。
失敗4:証拠を残していない
相談時に“言った言わない”を避けるため、履歴保存は最低限やっておきましょう。
8. まとめ|電話停止は「明確拒否→停止依頼→技術対応」の順で進める
- 最初に「利用しない」を明確に言う
- 理由は短く1つだけ
- 電話・SMSの停止を明言する
- 必要時のみ録音宣言
- 着信拒否+共有停止依頼で再発を抑える
背景・法的論点・契約成立条件まで含めた全体像は、親記事の
スマサポ対策の完全ガイド
に集約しています。必要に応じて戻って確認してください。
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