賃貸契約で「防災セット」をオプションで勧められたけど、これ必要?
家賃保証会社で15年以上働いてきた立場から、結論を先に。不動産会社の防災セットオプションは任意で、断ってOKです。内容のわりに割高なことが多く、中身は100均でも揃うアイテムが中心。ただし防災グッズ自体は必要なので、自分で揃える方が安くて自分に合います。この記事では、断り方と、賢い備え方を解説します。
▼ この記事の結論
- 賃貸の防災セットオプションは任意。契約前なら断れる
- 費用は1〜1.5万円が相場。中身は100均で揃うものも多い
- 断り方は「自分で揃えるので不要です」と申込前に伝える
- 防災グッズ自体は必要。自分で選ぶ方が安く、内容も最適化できる
この記事の筆者
賃貸保証(家賃保証)業界で15年以上の実務経験。賃貸契約のオプション販売・初期費用の実情を現場で見てきた立場から、入居者目線で解説します。
🗣 そのまま使える断り文句(コピペOK)
- 「防災グッズは自分で揃えるので、見積もりから外してください」
- 「すでに自分で用意しています。今回は不要です」
※申込書を出す前に伝えるのがポイント。契約後だと外しにくくなります。
賃貸の防災セットオプションが「不要」な3つの理由
大東建託やミニミニなど、大手賃貸会社でよく見られる防災セットのオプション。多くの入居者が「不要」と感じています。その理由は次の3つです。
① 内容が不十分なことが多い
最低限のアイテムしか入っておらず、実際の災害時に足りないことも。たとえば水が500mlペットボトル4本程度では、ファミリーには到底足りません。
② コストが割高
相場は1〜1.5万円程度。中身には100均で買えるものも多く、初期費用に上乗せされると割高に感じます。自分で揃える方がコスパが良いケースが多いです。
③ 中身を自分で選べない
防災グッズは命を守る大事なもの。既製セットだと自分の生活スタイルや家族構成に合わないことも。信頼できるものを自分で選びたい人が多いです。
つまり、防災セットという「商品」が悪いのではなく、不動産会社経由で割高に買う必要がないということ。防災グッズ自体は必要なので、断ったうえで自分で揃えるのが賢い選択です。
防災セットオプションを断る方法
防災セットは任意オプションです。基本的に、希望すれば削除できます。断り方のポイントは次のとおりです。
- 契約前に見積書を確認:防災セットが含まれていないかチェックし、不要なら申込前に削除を依頼する
- 「自分で揃えます」と伝える:購入を促されても、この一言で回避できることが多い
- 外せないなら物件の再検討も:任意のはずのものを強硬に外さない場合は、他の不動産会社で同じ物件を探す手も
防災セットは任意なので、削除に応じないのはかなり不親切な対応です。仲介手数料が不動産会社の本来の収益なので、良心的な会社なら不要な費用の削減には協力してくれます。申込前に「これは任意ですよね?外せますか?」と確認しましょう。
断った後に自分で揃える最低限の防災グッズ
オプションを断っても、防災グッズ自体は必要です。賃貸でも災害リスクは同じで、停電・断水などライフラインが止まる可能性は否定できません。最初の数日は自力で乗り切る備えが命を守ります。最低限、次のものは用意しておきましょう。
- 飲料水:1人1日3リットル目安で最低3日分
- 非常食:保存の効くものを1人3日分
- 懐中電灯と予備電池:停電時に必須
- モバイルバッテリー:スマホの充電・情報収集用
- 簡易トイレ:断水時に必要
- 救急セット:絆創膏・消毒液・常備薬
- 携帯ラジオ:災害情報の受信に
これらの多くは100均でも揃います。収納は、ベッド・ソファ下の薄型ボックスや、クローゼット上段を活用すると、限られた賃貸スペースでも無理なく備えられます。あわせて、入居時に管理会社へ避難経路を確認し、自治体の防災マニュアルで地域のリスクを把握しておくと安心です。
自分で揃えるなら「プロが選んだ防災セット」が手軽
「一つずつ選ぶ時間がない」という方には、防災士が中身を厳選した防災セットが便利です。必要なものが過不足なくまとまっていて、不動産会社経由のオプションより内容も納得感があります。累計20万個以上の販売実績がある定番です。
※もちろん、自分で一つずつ揃えてもOKです。大切なのは「不動産会社経由で割高に買わず、自分に合った備えをすること」です。
よくある質問
まとめ
賃貸の防災セットオプションは任意で、契約前なら断れます。相場1〜1.5万円で中身は100均でも揃うため、不動産会社経由で割高に買う必要はありません。「自分で揃えるので不要です」と申込前に伝えましょう。
ただし、防災グッズ自体は必要です。賃貸でも災害リスクは変わりません。自分で一つずつ揃えても、プロが厳選したセットを使ってもOK。大切なのは「割高なオプションに流されず、自分に合った備えをすること」です。
