賃貸保証会社の審査について、皆さんが気になる一つとして挙げられるのが、
「審査日数や時間ってどれくらいかかるの?」
がよく挙げられます。
今回は、このような疑問をスッキリと解決できる記事になっています。
この記事を読み進めて頂くと、実際にかかる審査日数や注意ポイントと劇的に審査を早める対処方法までもがわかります。

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目次
賃貸保証会社の審査がかかりすぎ!

確かに保証会社の審査と言うだけあって、誰もが気にはなりますよね!
各賃貸保証会社も審査スピードは重視していますので、ほとんどの保証会社の公式HPなどでは申込をいただいてから最短30分で審査回答します!を基本的には謳っています。
しかし、現実はそこまで甘くありません。
早くては確かに30分以内での審査回答をしているケースもあるものの、ほとんどの申込案件が30分以上かかっているのが現実です。
主な理由は以下になります。
ココがダメ
審査が長くなる理由として
- 申込書に記入不備がある
- 本人確認書類が見えづらい
- 申込者へ保証会社から電話連絡を入れているが出られない
- 審査回答をもらっている不動産会社からの連絡が遅い
主にこのような理由で審査日数が必然的に長くなっているケースが多々あると言うことです。
不動産会社が実は審査が遅い理由になっているケースもあり!
そして、もう一つ!上記のような理由で審査日数や時間が伸びる理由として、保証会社の代理店になっている不動産会社が審査を遅くしている理由にもなっていると言うことです。
以下で賃貸保証会社と代理店になっている不動産会社との具体的な流れを説明します!
詳しく知りたい方は賃貸保証会社の審査を初めて受ける方の必須マニュアル!で解説していますので、ここでもチェックしてみてください。
賃貸保証会社の審査の流れ
step
1保証会社への審査の申込書はそれぞれの保証会社の代理店である不動産会社からFAX
賃貸保証会社の審査における申込書はあくまでも保証会社の代理店になっている不動産会社から!ちなみに入居者が保証会社へ直接、申込書のFAXを送ることはできません!
step
2申込書に不備等があれば保証会社は代理店である不動産会社へ依頼
例えば、物件の住所が抜けていたり、電話番号が見えづらい等があれば、保証会社は代理店である不動産会社へ依頼。この時は保証会社も一旦、審査は止めている状況。不動産会社が即座に対応できなければ必然的に審査時間は伸びる。
賃貸保証会社は申込窓口を代理店である不動産会社にあくまでも任せていますので、不動産会社の対応次第で審査時間が早まったり、遅くなったりもする!と、言うことだけは認識しておきましょう。
しかし、そうは言うものの審査にかかる日数も長くなってしまうと、場合によってはお部屋の入居日にも影響してしまいます。(保証会社の審査がおりなければ契約できない)
この記事を読み進めていただくと
この記事を読み終えた後には、何とか審査日数を早く進めたい場合でも、慌てずに対処できるでしょう!
今回は、賃貸保証会社の審査にかかる日数と時間について徹底的に紐解いていくのと同時に、いかに審査を劇的に短縮させていくか?を解説していきたいと思います!
賃貸保証会社それぞれによって変わる審査日数や時間!

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冒頭でもお話ししたように、賃貸保証会社の審査を受けるにあたって、気になるのが果たして審査日数や時間はどれくらいかかるのか!だと思います。
出来れば時間をかけずに早く審査時間を短縮できたら!と思いますよね。
しかし、この審査日数や時間は賃貸保証会社によって完全にまちまちです。
その日に審査結果が出る早い所もあれば、2〜3日審査に要する遅い所もあるというのが現実です。
この違いはどこからきているのでしょうか?
まずは?これには、「賃貸保証会社が審査時に本人確認の電話連絡をするか?否か?」で大きく変わります。
賃貸保証会社から連絡がない!書類だけで審査が進んでいる可能性あり
賃貸保証会社の中には、申込者から提出された入居申込書や本人確認書類だけで審査判断するいわゆる書類審査のみの保証会社もあります。
例えば審査が早い賃貸保証会社では書類審査のみであれば10分位で審査結果が出てくるほどスピーディーです。
メモ
なので、賃貸保証会社への審査申込時に
『本人確認の電話連絡がこない!』
なんて方はそもそも書類審査のみで審査が進んでいると認識しておきましょう。
保証会社から電話連絡がこない時の対策、注意ポイントも賃貸保証会社の審査電話!事前に知っておいて欲しいポイント解説!にて、詳しく解説していますのであわせて読んでおくとよいでしょう。

審査の結果通知は代理店である不動産会社にFAXされている
しかし、審査時に本人確認の電話連絡を入れる賃貸保証会社の場合は申込者が保証会社からの電話連絡に出ない!出られない!
と言う事になると、審査がその時点でストップになります。
そして、さらに注意してほしいのが
『契約者本人に賃貸保証会社より直接、審査結果もしくは連絡がいく事はありません。』
賃貸保証会社の審査を受けた入居者は、あくまでも審査の結果報告をお部屋探しを任している不動産賃貸業者から聞く事になるので覚えておきましょう!
審査日数や時間の短縮の為に、仮に入居者が賃貸保証会社へ審査結果を確認する問い合わせをしても、保証会社から直接、審査結果は絶対に教えられる事はありません。
審査の連絡がなかなか来ない場合は不動産会社へ確認

この理由に賃貸保証会社から審査結果を受け取る不動産会社が絡んでしまっているケースがあります。
入居審査からしてみれば、保証会社から直接、審査結果が来ないのは、何だか腑に落ちない部分もあるかもしれませんが、保証会社のシステム上、このようになっているので仕方ありません。
しかし、3日も4日も経っても審査結果が来ないとなると、さすがに気になりますよね?(さすがにちょっと異常ですが。)
通常、賃貸保証会社の審査がここまでかかるのはあり得ませんので、『明確な理由で審査が止まっている』のは確実です。
その中で、単純に不動産会社からの連絡が止まっていた!なんて理由は実は多くあります。
例えば
- 審査結果は出ていたのに担当者が休みだった
- 他の案件で忙しく担当者が連絡を怠っていた
- 保証会社の審査はOKだか、実は大家さんのOKをもらえていなかった
などなど、意外な理由だったりもします。
賃貸保証会社の審査が3日〜4日も経過するのは、通常ではあり得ませんので、自ら動いて不動産会社へ聞いてみるべきでしょう。
賃貸保証会社の審査日数や時間を徹底比較!
私がリサーチしている限りでは、
- 日本セーフティー
- Casa(カーサ)
- JID(日本賃貸保証会社)
- カプコエージェンシー
- 近畿保証
- エルズサポート
上記の主な保証会社は比較的に書類審査のみの10分位のスピーディーな審査が行われています。(審査事に電話連絡が入る事が少ない)
しかし、注意しないといけないのがイレギュラーで上記の保証会社でも『賃貸保証会社が電話連絡を入れてからの審査合否判断になる。』なんて方もいますので、すべての方が対象と言う訳にはいきません。
又、審査が比較的長く電話連絡を申込者へ入れ、尚且つ連絡が取れるまで審査結果を出さない審査を徹底している賃貸保証会社としては
- 全保連
- ジェイリース
- リクルート(2017年/オリコフォレントインシュアに名称変更)
が主になります。
まあ、審査時間が長いとは言え何日も審査日数がかかる訳ではないのでご安心を!
但し、賃貸保証会社から審査時に申込者へかかってくる電話連絡を取らないなんて事をすると、その分ずるずると審査日数や時間はかかるので注意しましょう!
下記の記事にて賃貸保証会社の具体的な審査の流れを把握出来ると思います。
しっかりと把握して事前準備をしておきましょう!!
連帯保証人や緊急連絡先にも電話連絡が入る事をしっかりと伝えておこう!

確かに、賃貸保証会社の役割は連帯保証人をつけたくない!付けれない!なんて人達にその存在価値があると私も思っています。
しかし、今では賃貸保証会社へ加入し、さらには連帯保証人を付けてもらっての契約が多くなってきました。
※2020年4月より保証会社も連帯保証人を求めない審査に切り替えています。
▶︎▶︎賃貸保証会社の審査を初めて受ける方の必須マニュアル!
この背景には、連帯保証人の存在価値が家主や管理会社の中で年々薄れてしまっている事が挙げられます。
もっと具体的に言うと家賃滞納があった場合に、契約者本人はもちろんの事、連帯保証人でさえ、責任を放棄して家賃を払ってくれない状況があると言う事です。
このような状況から、賃貸人(物件オーナー)さんや賃貸管理会社は家賃保証会社への加入や連帯保証人もしっかりと付けてもらうと言う二重の考えがお部屋を借りられる入居者に強く求めるようになっています。
このような背景がありますので、これからお部屋の契約をしようと思われている方は万が一、このように不動産会社から案内されてもびっくりする事なく、
『当たり前になってきたんだな』とやり過ごしましょう。
そんな中、当然に賃貸保証会社への加入申込の際に連帯保証人を付けていると、当然審査の中で連帯保証人への電話連絡が発生します。
ここで連帯保証人の審査だからと言って気を抜いてしまうと大変な事になるので気を付けましょう!
例えば、
『自分は連帯保証人になった憶えはない!』
『賃貸保証会社からの電話連絡を一切取らない』
なんて事をしてしまうと審査日数が余分にかかるだけでなく、終いには審査時に中々電話連絡が取れない連帯保証人の変更を賃貸保証会社から打診されたりします。
*現在は『連帯保証人』を付けることが自体が少なくなっている。
最悪は連帯保証人の審査に対する対応結果でその審査自体が通らないなんて事もあります。
こうならない為にも、契約者本人が連帯保証人になってくれた方へしっかりと事前に保証会社から電話連絡が入る事を伝えておくべきです。
特に賃貸保証会社の審査にて、電話連絡を入れての審査をする保証会社の場合は尚更に事前連絡を実施しておきましょう!
『自分自身の審査で無駄な審査日数や時間をかけない為です!!』
そして、万が一保証会社から電話連絡がこない!
なんて事があれば、単純に提出している申込書の『書類審査のみ』で審査が進んでいるんだな!と認識しておきましょう!
保証会社からの電話連絡に対する対応で審査時間や日数は確実にスピードアップする!
そして、緊急連絡先の方も賃貸保証会社の審査では重要になってきます。
基本、賃貸保証会社への加入の際、連帯保証人が必要なくとも緊急連絡先は必ず必要になってきます。
『これはどの賃貸保証会社でも間違いなく求められます。』
緊急連絡先がいなければ賃貸保証会社の審査を受けれないと思っていても良い位です。
緊急連絡先が契約者本人の債務を課せられることはなし!
ただ、緊急連絡先と言っても契約者本人の債務を請け負う事はなく、あくまでも契約者本人になんらかの緊急性が発生してしまった場合のみの
『連絡先だけ』と!言うだけの立場です。
しかし、賃貸保証会社の審査で緊急連絡先にも審査の際は電話連絡が入る事もありますので、しっかりと事前準備及び説明だけはしておきましょう!
ちなみに、緊急連絡先も同様に賃貸保証会社から電話がこない場合は書類審査のみで審査が進んでいると認識しておきましょう。
この際も、保証会社から審査時に緊急連絡先へ電話連絡がとれないなんて事になれば余分な審査日数を費やすことになるので気をつけたいですね。
又、この時に連帯保証人と同様、緊急連絡先の人が審査時に
『私は緊急連絡先になった憶えはない!』
なんて事になると、賃貸保証会社より緊急連絡先の変更を余儀なくされるのであわせて気を付けておきましょう!
▶︎▶︎賃貸保証会社の緊急連絡先!押さえておくべき7つのポイント!!
賃貸保証会社の審査は土日もやっているので、電話対応の準備をしておこう!
賃貸保証会社の審査でもう一つ気になるのが土日は審査をやっているか?です。
やっていると、やっていないとでは審査の日数や時間の短縮に大きく影響してきますよね。
各保証会社のホームページを見ていると土日休みなんて言う表記が各社にほぼほぼ見受けられます。
土日に審査をやっていないのは、中小規模な保証会社くらいでしょう。週末の土日にお部屋探しをして、そのまま賃貸保証会社へ審査申込をする!
なんて事は保証会社を利用する不動産会社では多々ありますからね。
賃貸保証を利用している不動産会社だって、土日に審査をしていない保証会社はそもそも利用しないケースが多いです。
土日も審査を行う賃貸保証会社のメリット
近年、多くの賃貸保証会社が土日も審査を行っています。これは、仕事や学業などで忙しい平日に契約手続きを進めることが難しい方々にとって、便利なサービスと言えるでしょう。
特に母子家庭の方やお仕事を持つシングルパーソンの方にとって、土日対応は大きな助けとなることでしょう。
大切な審査の連絡を逃さず、スムーズな契約手続きを進めるために、準備を怠らないよう心がけましょう。
まとめ
- 申込書の記入はしっかり・はっきりと記入しよう
- 電話連絡を入れての本人確認をする賃貸保証会社には注意!
- 本人確認の電話連絡がきっちり取れるまで賃貸保証会社は決して審査結果をだしません!
- 連帯保証人や緊急連絡先にも賃貸保証会社からの審査確認電話が来ます!
スムーズな審査をする為には、電話連絡を入れて本人確認をしてくる保証会社には気をつけましょう。又、せめて電話連絡が入るだろう関係者の方(緊急連絡先とか)に保証会社から電話連絡がくる事だけは事前に知らせておきましょう!
場合によっては、着信あった番号へ自らかけ直ししてみるのも、審査スピードを早めるコツです。
『そして、そもそも審査時に保証会社から電話がこない!』なんて方は書類審査のみで審査が進んでいる可能性が高いので、ゆっくり待ちましょう。
賃貸保証会社の審査日数や時間は、上記4項目に注意しておけば、劇的に審査スピードが早まります!
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