そして、もう一つが
『申込者の収入(毎月・年収)と借りようとしている家賃の金額』
いわゆる、家賃と申込者本人の収入割合のバランスを見ています。
要は、収入の低い方が高い家賃の物件を借りる!住もうとしている!場合は賃貸保証会社の審査に通らないって事です。
賃貸保証会社もさすがに、収入割合のバランスが崩れている事に関しては、家賃滞納リスクが非常に高いと見ているのでしょう。
では?そうは言ってもある一定の収入割合の基準は各賃貸保証会社にはあります。
今回は賃貸保証会社が審査上で重要視している収入割合の意味を紐解きます。
目次
家賃の収入割合!お部屋の家賃の4倍収入はほしい!
賃貸保証会社も審査の中では、誰がどれだけの収入があって、どれ位の家賃のお部屋に住むか?を注視します。
そして、一つの指標としていずれの賃貸保証会社も
『家賃に対しての申込者の収入割合は4倍あるべき!』
と、しています。
もっと具体的にすると
注意ポイント
家賃:60,000円であるならば
お部屋を借りる申込者は
60,000円✖️4倍=24万円(毎月)の収入がないと基本的には賃貸保証会社の審査には通りません。
この計算方法であれば、賃貸保証会社の審査を受ける際も申込者本人で簡単に判断できますよね。
万が一、既に審査に落ちてしまっている方も、もしかしたら?この辺が引っかかって保証会社の審査落ちしているかも?
一度、見直してみてはいかがでしょうか?
ちなみにこのような理由で、賃貸保証会社の審査に落ちたとしても、保証会社は審査落ちした理由を申込者へ、一切提示しないのでご注意を!!
又、その他でも賃貸保証会社の審査に落ちてしまう理由をまとめた記事は下記を参照してみてください。
収入割合をわざと?高く見せたいから、自身の収入をごまかす?は通用するか?
賃貸保証会社の審査をスムーズに通すには家賃の4倍の収入が必要!
なんて言ってしまうと、中には
『自分の収入は家賃の4倍に届かない!』
そうは言っても何とか希望のお部屋を借りたい!なんて考えになり終いには、自身の収入をごまかして申込書を記入しちゃう方もいらっしゃるかもしれません。
ストレートにぶっちゃけ言います!
『嘘はいけません。』
そもそも、収入があまりないのに高い家賃のお部屋へ住むにはリスクが高すぎます。
最初は良いかもしれませんが、生活費だって毎月かかる訳ですから、だんだんと生活が苦しくなってくるのは目に見えてわかります。
しかし?ここで疑問が?
果たして賃貸保証会社は申込者が審査時に嘘で記載した収入を見破ることは出来るか?
答えは『出来ません!!』何故なら賃貸保証会社の審査時には個人の所得がわかる書類は一切提出しないからです。
ちなみに賃貸保証会社の審査を受ける際に必要な書類は下記になります。
ですから極論、毎月20万円の収入の方が賃貸保証会社の審査申込書へ毎月50万円の収入ある旨を嘘で記載しちゃえば、保証会社にバレないって事です。
なんだか腑に落ちない所もあるかも?ですが、現実です。
しかし、そもそも嘘ついて賃貸保証会社の審査を通してお部屋を借りても、家賃滞納してしまえば元も子もないですからね!
やっぱり嘘はダメって事が私の結論です。
『収入をキリ良く記入』は問題なし!
自分の収入をわざと高く見せて、賃貸保証会社の審査を通す!
これは、やめましょう!
中には保証会社の利用を促してきた不動産会社が、悪魔の囁きのように提案してくる場合もあるので気をつけてもらいたいものです。
『バレないっすから、収入ごまかして記入しちゃいましょうよ〜!!』なんてね。
しかし、『自分の年収は480万円、キリ良く500万円にしておくか?』
これくらいは許される範囲でしょう。
大幅な数字偽造をしなければ、問題ないと思います。結局は入居者が毎月の家賃を支払っていくものです。
家賃を支払っていくのはあくまでもあなた自身です!
仕事を辞めるなど、、、。収入割合が崩れた場合?
お部屋を借りる当初は家賃に見合った収入もあり、スムーズに賃貸保証会社の審査に通った!
これは、一番理想ですね。
しかし、契約期間中に万が一
『今の仕事を退職した』
『辞めさせられた、、、』
何て自体に陥り、以前に賃貸保証会社へ保証加入した時から考えても大幅に収入が減ってしまった。
無くはないですよね。
もしかしたら特別な手続きが必要だと思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、この場合は特に保証加入している契約者が何かする必要はまったくもってありません。
敢えて言うなら、収入割合のバランスが崩れてしまい家賃と見合った収入がないならば、自主的にお部屋を退去した方が良いでしょう!
又は引っ越しを検討するとか。
重複しますが、家賃滞納してしまっては、元も子もないですからね。
但し、契約途中でこのような変化が自分の身に起きようとも、100%保証委託契約が保証会社から一方的に解除や打ち切られる事はないので安心してください。
もちろん!追加で費用を取られる!なんて事もありません!まあ、入居者である契約者からしてみれば、万が一、保証解約されても別に良いのでしょうけどね(笑
賃貸保証会社の審査を受ける際の自身の収入記入方法!(その他)
例えば、自分は無職で会社からもらう収入はないけれど、株で儲けて毎月の収入にしている!
母子家庭でパートではあるけれど、養育費や各種手当てである程度の収入はある!など
賃貸保証会社の申込書に記入しないといけない自身の収入はあくまでも毎月実際に入ってくる収入を合算して記入しましょう。
収入は収入として、しっかりと
『自分の毎月の収入』
としてください。
しかし、賃貸保証会社の中には審査が厳しい保証会社も存在します。
保証会社によっては、『連帯保証人を付けて審査申込してくれたら通しますよ!』ってなるケースもありますので、注意しましょう。
審査の厳しい保証会社に加入するか?はたまた審査が甘い保証会社へ加入するか?は選んだ賃貸物件のお部屋によります。
それぞれのお部屋にはお部屋を貸す側である物件オーナーや管理会社があります。
この方達が自身で気に入っている賃貸保証会社への保証加入を促される背景があるからです。
入居者が賃貸保証会社を選ぶ事は出来ません。
残念ながら、、、。
自分自身の収入は出し惜しみなく、申込書に記入してどんどんアピールはしましょう!
収入記入方法のポイント
正確な情報提供:
自分の収入情報は正確で信頼性のあるものであることが重要です。給与明細や確定申告書などを元に、最新の収入状況を把握しましょう。
月単位で記入:
収入は通常月単位で表記されます。月給の場合は、その額をそのまま記入します。変動する場合は、平均月収を計算して記入することも考えられます。
ボーナスや手当も記入:
ボーナスや特別手当などの収入がある場合、それも含めて記入します。これにより、収入全体を適切に評価してもらうことができます。
収入記入方法の注意点
正規の収入証明書の提供:
審査の際には正規の収入証明書を提供することが保証会社から求められることがあります。給与明細や源泉徴収票など、信頼性のある書類を用意しましょう。
フリーランスや自営業の場合:
自身がフリーランスや自営業者の場合、収入の証明が難しいことがあります。確定申告書や銀行取引履歴などを提出し、信頼性を示す努力が必要です。
正当な情報の提供:
収入を水増ししたり虚偽の情報を提供することは厳禁です。審査に合格した後に偽りが明るみに出れば、入居契約の取消しや信用失墜の原因となります。
まとめ
家賃に対しての申込者に対する収入割合は非常に重要です。
賃貸保証会社へ加入する、加入しない問わず、お部屋を借りる前にはしっかりと考えたい所です。
賃貸物件に住む事に対して、家賃を払えなくなってしまうのは、何としても阻止したい所です。
賃貸保証会社への保証加入は、賃貸物件に住もうと思えば今では絶対的条件になっている傾向が強くあります。
『賃貸保証会社の審査に落ちて、借りたかったお部屋が借りれなかった!』
なんて、ことも多々あります。
是非、自分自身の収入に見合ったお部屋探してを意識して、賃貸保証会社への保証加入もスムーズに実現してしてほしいものです!