賃貸保証会社へ加入した場合、加入した入居者側で解約したくても出来ません。
これは契約上、入居者からの一方的な解約ができないようになっているので仕方ありません。
では?どうしたら解約できるか?
そもそも保証会社へ加入した方が解約したいと思う原因は!
- 毎年発生する賃貸保証会社へ支払う更新料の支払いがバカバカしい。
- 家賃滞納しそうなので面倒な事になる前に解約しときたい。
- 何だか保証会社加入させられた事に腹が立ってきた。
- 家賃滞納もしていないのに保証会社へ加入している自分が何だか悔しい。
などなど
色々な理由が混ざり合って『解約したい!』と願う方が出てきそうです。
しかし、自分からは解約できないなんて、、、。
そんな賃貸保証会社との契約を解約したいと願っている方に3つの方法を伝授します!
今回は賃貸保証会社の解約を紐解きます。
目次
賃貸保証会社へ解約を申し出れるのは賃貸人!
賃貸保証会社が解約を申し出られて素直に受け入れてくれるのは賃貸人である物件オーナーからの解約申し入れになります。
賃貸人から言われれば賃貸保証会社も喜んで加入している入居者の保証委託契約を解除します。
賃貸保証会社は物件オーナーにメリットあり!
それはそうです!
賃貸保証会社は賃貸人である物件オーナーの為のサービスです。『保証加入している方が家賃滞納をすれば家賃を立て替えますよ!』って言うのが保証会社の最大の役目!
しかも家賃保証自体は、入居者のお部屋の退去明け渡しまでしっかりと継続します。
その為に賃貸保証会社も『初回保証委託料』と言った料金を貰っているんですからね。
参考:賃貸保証会社!大手3社が公開している保証プランの比較表一覧!!
賃貸人から保証解約をしてもらう
そんな中、賃貸人から家賃保証解約を申し出られれば賃貸保証会社は加入者の家賃滞納が万が一発生しても、保証の解約後は家賃を立て替えなくてよくなるんです。
そりゃあ、賃貸保証会社側からしたら保証委託料だけ貰って解約できるなら解約したいでしょうね(笑
ですから賃貸保証会社の家賃保証を解約するには賃貸人から賃貸保証会社へ保証解約の旨を伝えてもらうのが一番確実な方法なのです!
1.賃貸人から保証加入を取り下げてもらう方法!
賃貸保証会社の家賃保証加入を解約させる方法として『賃貸人から賃貸保証会社加入を取り下げてもらう』方法が一番手っ取り早いです。
これは、簡単ではありませんがこれをやらないと賃貸保証会社の家賃保証解約は難しいでしょう。
連帯保証人を付けるのを条件に賃貸人へ交渉してみる!
賃貸保証会社へ加入されているほとんどの方が、連帯保証人を付けずに保証加入しています。
それはそうです!
募集している賃貸人や物件の管理会社も『連帯保証人を付けなくて良いから、その代わり家賃保証会社へ加入してください!』と入居者へ促していますからね。
でもこれ?逆に言えば連帯保証人を付けれたら保証会社へ加入しなくて良いの?ってなりません?確かに、連帯保証人を付けたくないから賃貸保証会社へすすんで加入する入居者さんもいますが、皆さんが皆さんこのような考えの方ではないですよね。
『不動産会社から言われたからしぶしぶ保証加入した!』なんて方も実際にはいらっしゃるでしょう。
ですから賃貸保証会社の保証解約に向けては『連帯保証人』になってくれる人を用意したうえで賃貸人へ交渉し、保証会社の解約を促しましょう。
2.更新料が発生する前にお部屋の退去をしてしまう!
保証解約を望まれる方で『年間の更新料がかかるから解約したい』と願う方が多く見受けられます。たしかに長く住んでいると年間ごとに発生する保証会社の更新料金額もバカにできません!
参考:家賃保証会社の更新料を払いたくない人に注意してほしい条件とは?
しかし、一度でも賃貸保証会社へ加入してしまうと簡単に保証解約できない現実が待ち構えています。
そんな中、一番手っ取り早いのがお部屋を退去してしまう事です。保証加入している方がお部屋を明け渡したと同時に保証委託料契約は終了します。
ですので、保証解約したい方はお部屋を退去しちゃいましょう!
3.物件の管理会社へ相談して保証解約してもらう!
保証の解約に関しては賃貸人の同意がなければ解約できません。物件のオーナーである賃貸人も入居者の家賃滞納リスクは重大に考えており、早々には保証解約してくれないでしょう。
そこで、賃貸人が絶大な信頼を寄せている管理会社を利用する!という手があります。管理会社は賃貸物件の全体的な面倒を賃貸人に変わってみている会社です。
例えば
- 物件内の入居者からのクレーム受け付け
- 入居者の毎月の家賃管理
- 物件設備などのメンテナンス
- 入退去の斡旋
などなど
賃貸人である物件オーナーが本来やらなければならない事を管理会社が管理料をもらって代わりに面倒をみています。
そう言った意味では賃貸人と管理会社の関係性はそこに強い信頼関係があります。そんな、管理会社を味方に付けて賃貸人へ保証解約の打診をしてもらう?
どうでしょうか?
何だかうまくいきそうなイメージができませんか?
連帯保証人を付けるのを管理会社へ打診する!
先述でも言いましたが連帯保証人を付けるのを条件に賃貸人から保証解約をしてもらう方法が一番固いです。
しかし、ここではもう一つ付け加えて家賃滞納や遅れがない実績も引っさげて交渉しましょう!
だいたい1年間分の実績はほしいです。
管理会社は賃貸人よりも交渉に乗ってくれる可能性が高く、相談にも乗ってくれやすいのでまずは実践あるのみです!
しっかりとした連帯保証人の用意と家賃支払い実績を引っさげて管理会社を味方に付けてしまいましょう!
まとめ
賃貸保証会社への加入を解約させる!!
安易な考えではなかなかうまくいかない現実がありますが、挑戦してみるのもよいでしょう!!
勿論、強く解約をしたいと願っている方に限りますが、、、。
今後も賃貸保証会社への加入は増えてくると思います。
保証加入した後に後悔するのであれば、いかに加入しないでお部屋を借りられるか?を考えて実践した方が良さそうですね!!