賃貸保証会社への加入について
『審査を受ける』と言うのがあります。
これはその名の通り、賃貸保証会社から自分自身を保証してもらえるかどうかの審査を受ける事になります。
『さて?』
この賃貸保証会社からの審査について、
審査を受ける側である入居者側(契約者)としては何か特別な対応を強いられるのでしょうか?
どうせなら誰しもが賃貸保証会社の審査を確実に通したいと思います!
今回は、賃貸保証会社から受ける事前の審査についての心構えを紐解いていきましょう!
目次
賃貸保証会社からの審査電話には気を付けよう!
賃貸保証会社によって審査方法は実に様々です。『簡単に審査する保証会社もあれば、細かく審査する保証会社も存在します!』具体的に言いますと簡単に審査する保証会社は書類審査のみとなります。
逆に細かく審査する保証会社は
- 審査電話を申込者に入れる
- 勤務先に保証会社から電話連絡が入る
- 緊急連絡人に保証会社から電話連絡が入る
と、同じ審査でもこれくらいの差があります。
書類審査のみとは、申込者が記入した賃貸保証会社用の審査申込書だけを見て保証会社が『審査OK!』を出すことです。
書類審査のみの賃貸保証会社
では、では賃貸保証会社の中で書類審査のみの簡単な審査方法を取っているのは何処の保証会社でしょうか?
正確には申込書ベースになる案件内容によって書類審査のみで即審査OK!を出している保証会社はあります。
例えば
ポイント
- 公務員の方
- 弁護士の方
- 上場企業にお勤めの方
このような方は保証会社の書類審査のみで審査を確実に通過する可能性は高いです。賃貸保証会社の中でもほとんどの保証会社が上記内容の方であれば該当します。
信販系の保証会社は審査が細かい
では逆に?申込者に対して細かく審査をする賃貸保証会社はどこでしょうか?それは『信販系の保証会社』いわゆるクレジットカード系の保証会社です。
はっきり言ってその審査内容は細かいでしょう!そして、一番は申込者に対する信用情報機関(CIC)への照会もあります。これは、クレジットカードの利用で申込者が『何か事故を起こしてないか?』をチェックされる事です。
例えば
- 自己破産
- 債務整理
- クレジットカードの支払い不払い
などを起こしているようでは信販系保証会社の審査は通りません!又、必ず審査時に申込者へ電話をかけるのが信販系の保証会社です。本人確認連絡はしっかりと取ってくるのが信販系の保証会社の特徴です。
『実際に賃貸保証会社から審査の電話が来た!』その対応方法!
賃貸保証会社の審査パターンをまとめると!
- 書類審査のみ
- 審査の電話をしてくる
この2パターンになります。
実際にはどの賃貸保証会社の審査を受けようとも、基本的には『保証会社から電話連絡が入る』と思っておきましょう!その方が事前の身構えができるので楽です。
では、実際に賃貸保証会社から審査の電話がかかってきたら?どう対応すればいいのか!大まかに言いますと
- 嘘をつかない
- イライラしない
- 真摯に受け止める
- しっかりと電話に出る
こんな感じです。
上記に挙げた事をしないように気をつければ審査に通る可能性は高くなります。
しかし、そもそも各賃貸保証会社の審査基準に乗らないような人であれば、確実に審査を通すのは難しいのですが、、、。
本人確認書類を要チェック!
賃貸保証会社の審査には『本人確認書類』を必ず求められます。
- 免許証
- 保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民票
などなど個人の方であれば上記の書類を必ず求められます。まあ、ざっくり見てみても一般的なものばかりですよね。
しかし、このような本人確認書類について、賃貸保証会社の審査時にやってはいけないのが【有効期限が切れている】これは、本人確認書類として認められないので気をつけましょう!
基本的には本人確認書類として、何時も持ち歩いているだろう免許証が良く該当してしまいます。
免許証の更新はしっかりとやっておく事をオススメします。この有効期限が切れているってだけでも、保証会社から審査時に相当怪しまれます。
該当する方は非常に少ないと思いますが、、、。
賃貸保証会社の『申込書』記載方法に気をつける!
賃貸保証会社からの審査を受ける際には、必ず賃貸保証会社が用意している『申込書』に記入をしないといけません。
その記入内容としては
- 自分の名前
- 住所
- 電話番号
- お勤め先の会社名
- お勤め先の会社電話番号
- 年収
- 勤続年数
- 緊急連絡先もしくは連帯保証人情報(続柄は誰で?名前、住所は記入必須)
と、審査を受けるには極々当たり障りのない内容を記入する事になります。ですが、賃貸保証会社はこの申込者から出された『申込書』の内容のみで審査の結果を決めていかなければなりません。
すなわちこの申込書内容に賃貸保証会社から虚偽を疑われるような事があれば必ず審査に通りません。中にはこんな事を考える方がいるかもしれません。
『賃貸保証会社の審査をスムーズに通す為に自分の年収を上増ししちゃお!』
これは原則アウト!です。しかし例えば、申込者の年収が申込書に記載されている申告通りにあっているか?どうか?なんて、実は賃貸保証会社もわかりません。
所得証明書を毎回の審査時に申込者からもらっている保証会社は皆無です。
緊急連絡先になってくれる人には必ず事前に連絡しておこう!
賃貸保証会社の審査申し込みについて、必ず必要な一つとして『緊急連絡先が必ず必要!』と、言うのがあります。
ほとんどの方が連帯保証人をつけない変わりに賃貸保証会社へ加入するこのようなパターンが多いでしょう。しかし緊急連絡先はどの賃貸保証会社へ加入するに当たっても必要になるので覚えておきましょう!
緊急連絡先に電話連絡が入る場合あり
そして賃貸保証会社の中には審査時に緊急連絡先へ電話連絡を入れる場合もあります。当然、賃貸保証会社からすれば契約者本人が緊急を要する自体が起こってしまった場合の連絡先が『緊急連絡先』です。
賃貸保証会社ももしも?の時に緊急連絡先へ電話連絡がつかないようであれば、付けてもらってる意味が無いですよね。ですから電話の開通確認も含めて審査時に緊急連絡先へも電話連絡を入れているんですね。
むしろ、これが原因で賃貸保証会社の審査に通らない!なんて事は多々あります。あくまでも、連帯保証人ではないので申込者本人が安易な考えで勝手に申込書へ記載をしてしまって『ま、これでいいや!』と賃貸保証会社への審査に提出してしまう事も少なからずあります。
契約までのスピードを早めたいが為に、不動産会社から誘発されるケースもあります!これでは、いきなり保証会社から電話連絡がかかってきたらびっくりしますよね。
ですからきちんと緊急連絡先になってくれる人には、賃貸保証会社の審査時に電話連絡が入るかもしれない事を事前に伝えておきましょう。
まとめ
賃貸保証会社の審査を受けるにも、意外にも注意しないといけない点がいくつかあったと思います。このような注意点をお部屋探しの窓口になってくれている不動産仲介会社が、教えてくれるか?と言われればはっきり言って、難しいです。
そもそも、不動産仲介会社もよくわかっていない現実がそこにはあるからです。これから賃貸保証会社の審査を受ける!または、受ける予定!なんて方はしっかりと審査を確実に通す為の事前準備をしてほしいですね。