『賃貸物件に住む際には加入が必須!!』なんて言うのが当たり前化してきた賃貸保証会社への加入!
ただただ促されて流れ任せで保証加入している入居者さんも多いのでは?
しかし、加入した入居者からしてみれば保証加入して少し経ってから気づく事や後悔する事も多くなっています。
残念ながら、、、。
そもそも入居者側で賃貸保証会社を選ぶ事は出来ません。
賃貸人もしくは物件の管理会社から!はたまた賃貸仲介会社に至るまで
入居者は指定された賃貸保証会社に加入するしかないのが今の実情です。
気に入ったお部屋に住むには泣く泣く指定された賃貸保証会社へ加入するしか、お部屋に住む事が出来ないのでこれがまた厄介です。
このような流れがある為、加入する入居者さんもあまり良く考えないで加入してしまっているかもしれません。
自身が加入した賃貸保証会社の内容くらいは把握しておいた方が後々なにか起こった時に必ず役にたちます。
せっかくなら、しっかりとポイントを押さえて加入しておきましょう!
目次
賃貸保証会社の契約書裏面は読む気をなくす効果がある!
賃貸保証会社への加入となると、審査はもちろんですが審査が通れば契約書を締結します。
これは、賃借人(入居者)、賃貸人(大家さん)、賃貸保証会社の3者と締結する契約です。
この契約書は実際には『保証委託契約書』と言います。
この保証委託契約書!
裏面を見るとびっしりと細かい文字がなにやらたくさん書かれているのが確認できるでしょう。
はっきり言って読む気は失せます!!(笑
書かれている内容としては、『契約者(入居者)が家賃滞納をしてしまったら賃貸保証会社としてここまでの範囲で賃貸人(物件のオーナー)にお金を立替るからウチに払ってね!』って内容です。
しかし、契約書は契約書!
全ては記載されている内容で賃貸保証会社は動き、契約者に督促をしていきます。
もっと言えば契約書にのっとってお部屋の明け渡しの行為もしていきます。
契約書は絶対的な効果があるのは理解しておきましょう!
まずは何処まで賃貸保証会社が立替るか?を理解しておこう!!
毎月の家賃を立替る!
これが賃貸保証会社の一番の役割と言うのは間違っていません。
お部屋を貸す側である物件オーナーさんも、ここを重要なポイントとして賃貸保証会社の利用をしています。
しかし、今の賃貸保証会社は毎月の家賃を立替るだけではありません!
その他にも物件オーナーに立替をする充実した保証内容として自社の商品を売り出しているんです。
例えば
- 水道、光熱費などの変動費
- 町費やCATV(ケーブルテレビ)
- ハウスクリーニング費用
- 修繕費(原状回復費用)
- 残置物の撤去費用
- 早期解約違約金
上記の発生する費用も賃貸保証会社は入居者に変わり物件オーナーへ立替ます。
毎月の家賃以外にも意外に色々と立替ています。
例えば、賃貸保証会社に加入して上記の発生する金額の支払いを入居者が納得した!していない関係なく、支払いをしなければ気づいたら賃貸保証会社に立替られるので気をつけましょう!
賃貸保証会社の免責日数をしっかりと把握しておこう!
免責とは?
簡単に言うと賃貸保証会社が設けている請求期間です。
『毎月の請求は何時までにお願いします!』と賃貸人や利用する不動産会社へ促しています。
例えば
毎月の家賃支払いが月の末日だった場合に、入居者から支払いがない末日から10〜80日以内に立替請求をしてくださいね!って感じです。
この免責期間は賃貸保証会社で異なります。
一番期間が短いのが10日の免責期間を設けている
- カーサ
- フォーシーズ
あたりになるので注意しておきましょう。
たまに悪意はなくてもたまたま家賃支払いが遅れてしまう!なんて月ももしかしたらあるかもしれません。
そんな時、『まあ、少し位は待ってくれるだろう』と言う安易な考えを持ってしまうと、気づいたら賃貸保証会社に家賃を立替られて、さらには保証会社から督促される始末、、、。
特に免責が短い賃貸保証会社利用をしている賃貸人や不動産会社は焦って賃貸保証会社に家賃立替を早期にお願いする傾向が強いです。
賃貸保証会社も免責を超えてからくる家賃立替請求は一切受け付けしないのでかなりシビアな問題でもあるんです!
このような場合は必ず事前の連絡をしていく事をおすすめします!
連絡をしないからどんどん悪化していく事が多い為、連絡を取ると言う手段だけは忘れずにしていきたいですね!
賃貸保証会社に家賃を立替られると余分な手数料を取られる!
万が一、家賃を滞納してしまい賃貸保証会社に家賃を立替られてしまうと、賃貸保証会社から入居者へ家賃督促がはいります。
そして、ここで問題になってくるのが家賃の支払いは勿論の事、それと一緒に請求される手数料の問題です。
これは、賃貸保証会社から家賃滞納した入居者へ課せられるペナルティ的なもので、しっかりと支払いをしないといけません。
金額としては年率14.5%をとる場合や、家賃を賃貸保証会社から立替られる毎事に2,000円〜10,000円請求されるなんて事があります。
あまりの高額手数料請求でたまに社会問題になってたりもします。
賃貸保証会社も立替が発生するたびに手間がかかっているとは言え、あまりにも無理な請求はやめてほしいと言うのが入居者側の本音になりそうです。
でも安心してくださいね!
家賃滞納さえしなければ何ら関係ない話しですから!?
審査が緩い賃貸保証会社ほど家賃滞納時の督促がキツイので注意しよう!
お部屋に住む際に必要な賃貸保証会社への加入が発生した場合、できればスムーズな審査をしてほしいですよね。
今では賃貸保証会社も色々ありますが、確かに審査が緩い保証会社が存在しています。
そのような中、審査を受ける側の入居者にとっては審査が通りやすい賃貸保証会社はありがたい存在ですが、、、。
実はその裏に隠された家賃滞納時の督促には気をつけなければなりません。
賃貸保証会社加入で家賃滞納をしてしてしまうと勿論、賃貸保証会社から督促を受けます。
この督促が審査の緩い保証会社ほどキツイ督促になるので気をつけましょう!
場合によってはすぐにお部屋の退去を求められるなんて事もあるので、『審査が緩いからありがたい』なんて言う安易な考えはやめた方が無難です。
まとめ
賃貸保証会社への加入は、お部屋の契約を進める中でその流れで加入してしまうケースが多く、入居者側からしてみると何が何だかわからないまま契約加入してしまう事があります。
内容は知らないより知っていた方が良いに決まってます。
皆さんも自身で加入した賃貸保証会社の内容位は理解しておきましょうね!