RENT GUARANTEE ADVISER|GARIBEN GARIKUSON
家賃保証の「審査・滞納・督促・ブラックリスト」で不安な方へ。
当ブログの内容は、家賃保証会社で審査・営業・督促管理・訴訟対応まで経験してきた 「家賃保証アドバイザー|ガリ勉ガリクソン」が、実務経験をもとにまとめています。
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賃貸保証会社の家賃督促はどうなる?強制執行までの流れと正しい対応3ステップを業界15年が解説

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「保証会社から督促の連絡が来ている。どう対応すればいい?このまま住み続けられる?」——まず深呼吸してください。対応を間違えなければ、いきなり部屋を追い出されることはありません。

私は賃貸保証業界に15年以上在籍し、督促する側の実務を担当してきました。最初に正直な結論を言うと、家賃を払わないまま住み続けられる方法は存在しません。ただし、強制執行という最悪の結末までには必ず段階があり、途中の対応次第で流れは大きく変わります。この記事で「これから何が起きるか」と「今やるべきこと」を整理します。

この記事でわかること
・督促から強制執行までの時系列と期間の目安
・無視が最悪手である理由と、連帯保証人への影響
・住み続けるための正しい対応3ステップ(分割交渉・公的制度)

督促から強制執行までの流れ(時系列)

滞納が発生すると、保証会社は大家さんへ家賃を立て替え(代位弁済)、その立替分をあなたへ請求します。放置した場合の流れは、実務上ほぼ次の順番で進みます。最初の滞納から強制執行まではおおよそ4〜6ヶ月。対応が遅れるほど、引き返せる地点が減っていきます。

STEP1:電話督促(滞納直後〜)
本人と連絡が取れるまで、日中に繰り返し電話が入ります。

STEP2:自宅訪問・不在時の案内書面(連絡が取れない場合)
訪問時に不在なら「○日までに支払いがなければ法的手続きに進む」旨の書面が投函されます。ここが実質的な警告ラインです。

STEP3:内容証明郵便
賃貸借契約の解除・退去を求める正式な書面が届きます。

STEP4:明け渡し訴訟(滞納3ヶ月程度が目安)
裁判所から出廷を求める書類が届きます。保証会社にとって訴訟は日常業務で、事務的に進みます。

STEP5:強制執行
判決後も退去しない場合、裁判所の執行官が来訪し、法に基づいて部屋の明け渡しが強制されます。施錠していても解錠して執行されます。

1つ、実務者として知っておいてほしい現象があります。督促を無視し続けると、ある時期から電話も訪問もパタリと止むことがあります。これは諦めたのではなく、訴訟準備に切り替わった合図です。静かになった=逃げ切れた、では決してありません。

督促の実態:怖い取り立てをされるのか

「怖い人が家に来るのでは」と不安な方へ。現在の保証会社は国の家賃債務保証業者の登録制度のもとで運営され、特に大手はコンプライアンスに敏感です。督促は基本的に事務的な連絡であり、深夜早朝の電話・脅迫的な言動・玄関先への張り紙といった行為は不適切な取り立てにあたります。万一そうした対応を受けた場合は、記録(日時・内容)を残したうえで消費生活センター(188)へ相談してください。

また、連帯保証人を付けて契約している場合、本人と連絡が取れないと督促の連絡は連帯保証人へ向かいます。連帯保証人は契約者と同等の支払い責任を負うため、放置は自分だけの問題では済みません。迷惑をかけたくなければ、本人が保証会社との連絡を絶やさないことが唯一の防波堤です。

正しい対応3ステップ

STEP1:督促の電話に出る(これが全ての前提)

督促側の本音を明かすと、保証会社は明け渡し訴訟をやりたくありません。時間も費用もかかるからです。だから「連絡が取れて、支払う意思のある契約者」は訴訟対象の優先度が下がります。逆に、連絡が取れない契約者は早期に見切られ、法的手続きが前倒しになります。電話に出て事情を話す——たったこれだけで、強制執行までの距離は大きく変わります。

STEP2:分割払いを交渉する

一括で払えないなら、正直にそう伝えたうえで分割を申し出ましょう。保証会社にとっても、回収ゼロより分割回収のほうが合理的です。交渉のコツは「毎月の家賃+滞納分の分割額」を無理なく払える現実的な金額で提示すること。収入と支出を簡単に整理して示せば、担当者も社内稟議を通しやすくなります。月1,000円のような非現実的な提示や、約束した分割の不履行は、交渉の席自体を失うので厳禁です。

STEP3:公的制度に相談する(借金で埋めない)

収入減で家賃が払えない場合、住居確保給付金(家賃相当額を自治体が支給する制度)をはじめとする公的支援があります。窓口はお住まいの自治体の自立相談支援機関(生活困窮者自立支援制度の窓口)で、家計改善や就労の相談も一体で受けられます。手続きは本人が行う必要がありますが、実務でもこの制度で立て直した入居者を多く見てきました。

⚠️ 借金で家賃を埋めるのは最終手段にしない
カードローンや後払いサービスで滞納分を一時的に埋めても、翌月から返済と家賃の二重払いになり、負のスパイラルに直結します。順番は「①分割交渉 → ②公的制度 → ③どうしてもの場合に身内へ相談」。金利のつく借入から始めないでください。

よくある質問

Q. 何ヶ月滞納すると強制退去になりますか?

A. 目安として、滞納3ヶ月程度で明け渡し訴訟に進み、最初の滞納から強制執行まではおおよそ4〜6ヶ月です。ただし連絡を無視していると前倒しされることがあり、逆に連絡を取り分割交渉が成立していれば訴訟を回避できる可能性があります。

Q. 滞納分を全額払えば住み続けられますか?

A. 訴訟前の段階で滞納を解消(または分割合意)できれば、住み続けられるのが一般的です。賃貸借契約の解除には貸主との信頼関係の破壊が必要とされており、早期に誠実な対応をするほど契約は守られやすくなります。

Q. 督促がひどくて精神的に参っています。どこに相談すれば?

A. 深夜早朝の連絡や脅迫的な言動など不適切な取り立てを受けた場合は、日時と内容を記録して消費生活センター(局番なし188)へ相談してください。生活全体の立て直しは自治体の自立相談支援機関が窓口です。一人で抱え込む必要はありません。

まとめ

✅ 払わずに住み続ける方法はない。ただし強制執行までには4〜6ヶ月の段階がある
無視が最悪手。連絡が取れない契約者から訴訟が前倒しされる
✅ 対応は「電話に出る→分割交渉→公的制度」の順
✅ 借金で家賃を埋めない。督促が止んだら訴訟準備のサイン

家賃滞納は、対応の早さがすべてです。今日、督促の電話に折り返す——それが強制執行から最も遠ざかる一歩です。そして生活を立て直す局面では、家賃そのものを下げる住み替えも有力な再建策になります。ビレッジハウスなら保証会社不要・家賃2万円台〜・初期費用ほぼ0円で、固定費を大きく圧縮できます。

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この記事を書いた人:ガリ勉ガリクソン

賃貸保証業界 実務歴15年以上。審査・営業・督促管理・訴訟対応まで一貫して担当し、延べ1,000社以上の不動産会社と取引。督促する側の実体験に基づき、入居者目線で賃貸保証の情報を発信しています。

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※本記事は一般的な情報提供であり、法的助言を目的とするものではありません。個別の状況については、自治体の自立相談支援機関・消費生活センター・弁護士等の専門家にご相談ください。


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